キャンプやBBQでは炭火で炙った料理を食べるのは格別です。

しかし、お湯を沸かしたり、寒いときの汁物を温めるのには焚き火や炭火では火力が十分でなく不向きと言えるでしょう。

また、ケトルや鍋に煤がついてしまいます。

(使い込んだ器具い味わいを感じる方もいらっしゃるかとは思いますが。。。)

 

そんな時にシングルバーナを一つ持っていれば、ケトルや鍋を汚すことなく湯沸かしや鍋料理ができます。

カセットコンロやCB缶やOD缶など気軽に使えるシングルバーナーを使用されている方も多いと思いますが、

今回おすすめするのはホワイトガソリンを燃料とするシングルバーナーです。

「コールマン スポーツスター(R)II」を紹介します。

 

ホワイトガソリン バーナーについて

ホワイトガソリンバーナーって火力についてはガスバーナーの比にならないくらい強力ですが、ガス系のバーナーと比較するとホワイトガソリンってちょっと面倒ですよね。

私はツーバーナーもランタンもホワイトガソリンのものを使用しているのでホワイトガソリンに対する抵抗はありません。

しかし、やっぱりガス缶と比べるとやはり面倒なのです。

 

ホワイトガソリン シングルバーナーの着火手順は以下の通りです。

  1. 燃料レバーを開ける(給油分の空気を逃すため)
  2. 給油(フューエルカップ等の専用の給油道具が必要)
  3. 燃料レバーを閉める
  4. ポンピング(ポンプが固くなるまで)
  5. 着火(チャッカマン等で火を近づける)
  6. 燃料レバーを全開にする
  7. 追いポンピング(青い炎が安定するまで)
  8. 火力が安定したら火力を調整する

 

手順いっぱいありますか?面倒ですよね。専用の道具も必要ですし。。。

でもね、この面倒を楽しむのがホワイトガソリンの醍醐味なのです。

バーナーの炎が安定するまで手をかけてやることで、炎が出ていることを大事にする気持ちが湧いてきて料理をしたり暖を取ったりすることの値打ちが上がる様な気がします。

(なかなか、ロマンチストです。)

 

 

「コールマン スポーツスター(R)II」のいいところ

  • ハイカロリー(燃焼力の高さ)
  • 堅牢製
  • メンテナンスのしやすさ

 

コールマンの代表商品といえば商品ロゴにもなっているホワイトガソリンランタンですが基本構造は同じで、ホワイトガソリン燃焼の仕組みをシングルストーブにも採用しています。

燃焼力が強く、気温が低くてもガス管のように火力が弱まるといったことがありません。

タンクやタンクキャップゴトク部分などの質感がたまりません。

また、交換部品の販売やアフターサービスが充実しているので調子が悪くなっても修理に困ることがありません。

 

「コールマン スポーツスター(R)II」不便なところ

  • 着火までの手順が多い
  • 重い(重量:約960g)

 

ホワイトガソリン系の機器に多いのが、ポンプのパッキン(ポンプカップといいます)がヘタってきてポンピングで圧縮できなくなるくらいです。

私はシングルバーナー、ツーバーナー、ランタンとコールマンのホワイトガソリン器具を所有しているのポンプカップの予備を購入しています。

 

こんなアイテムも一緒に使うと超便利!

給油時に便利
フューエルファネル

ホワイトガソリンを携行缶からストーブのタンクに給油する際に使用します。

「フューエルファネル」もしくは「ガソリンフィラーII」のどちらかがないと給油が難しいです。

 

ガソリンフィラーII

ホワイトガソリンを携行缶からストーブのタンクに給油する際に使用します。

ガソリンフィラーIIは携行缶に装着して給油するタイプのツールです。

 

ポンピング時に便利
スーパーポンピング

周りの景色を楽しみながらポンピングしたいものですが、ポンプノブを押していると親指が痛くなってきます。

スーパーポンピングを装着してポンピングすることで楽にポンピングすることが出来て指も痛くなりません。

 

撤収時に便利
残ガソリン抜き取りポンプ

ストーブの使用が頻繁な時はタンクの圧を抜いておくだけで良いかと思いますが、長期間使用しない場合はタンク内に残ったガソリンを抜いておくことをおすすめします。

その時に使うのが「残ガソリン抜き取りポンプ」です。

  1. 金属が付いている方をタンクに入れてゴムキャップをつける
  2. もう片方の端を携行缶の口に入れる
  3. 燃料レバーをオフにしてポンピングする

ポンイングによる圧の力でタンクのガソリンを携行缶に押し出す仕組みです。

 

メンテナンス時に
リュブリカント

ポンピングの際ポンピングが硬かったり圧がかかっていないような時に、ポンプノブ横の穴から注入してポンプカップの動きを良くします。

いざ、ポンピングを始めた時に気付くので常に携帯しておいた方が良いでしょう。

 

まとめ

ホワイトガソリンのシングルバーナーについてのおすすめは以下のとおりです。

  • 炎が安定するまでの手間を楽しんでみたい方におすすめです。
  • 手にした時のずっしりした重さが所有欲を満たします。
  • コールマンの安心の交換部品販売、アフターサービス。

※コールマンではコールマン製ホワイトガソリンバーナーに使用する燃料はコールマン純正燃料を推奨しています。

 

私が所有している508Aは元は嫁ちゃんが所有していたものでした。

嫁ちゃんが点火している姿は見たことはありませんので実質私のものです。

古いモデルなのでタンク横のステッカーのデザインなどは現行モデルと異なり、ケース等も紛失してしまっていますが、ガソリンを給油してやると今でもちゃんと現役で燃焼します。

 

 

まったりキャンプをする時にゆっくり時間をかけて火を起こしてコーヒーなどいただくのも良いです。

今まで使っていなかった燃料を使い始めるには少々勇気が必要ですね。

それでも一度は使ってみる価値のあるバーナーです。

購入の際、奥様に相談すると「いらない理由」で責められるのでこっそり買うのがおすすめです。

 

コールマン スポーツスター(R)II

 
コールマン フューエルファネル

 
コールマン ガソリンフィラーII

 
コールマン スーパーポンピング

 
コールマン 残ガソリン抜き取りポンプ

 
コールマン リュブリカント

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