キャンプやバーベキューでガスバーナーを利用する方は多いかと思います。

便利なガスバーナですがガスの種類に知らずに使っているという方は多いのではないでしょうか?

私も当初は、

  • カセットボンベよりアウトドア缶の方が火力が強い!
  • カセットボンベの方が割安!

などと漠然と思っていました。

しかし、ガスカートリッジの種類や仕組みを知るとガス器具購入の際に、色々と参考になることがあります。

今回はアウトドアで使用するガスカートリッジについて利用場所や用途を考慮した選び方をお教えします。

 

よし
よし
”よし”です。
キャンプ歴10数年のおじさんキャンパーがガスカートリッジについて解説します。購入の際の参考にしてください。

 

ガスカートリッジの種類

キャンプやバーベキューで使用するガス器具には、一般家庭でも馴染みのあるカセットボンベとアウトドア用のガスカートリッジの2種類があります。

カセットボンベとアウトドア缶の大きな違いは以下の2点です。

  • 口金の形状が違う
  • カートリッジの形状

カセットボンベは細長い形状です。

アウトドア缶の形状はさまざまで細長いもの、直径が太く自立しやすい形状のものもあります。

形がカセットボンベと同じだからと安易に選ばずメーカー指定のガスカートリッジを選択されることをおすすめします。

 

カセットボンベとアウトドア缶の口金の違い

 

ガス器具にセットする口金にも違いがあります。

カセットボンベははガス器具に切り欠きを合わせて押しながら90度ほど回転しセットします。

(一般的なガス器具の接続方法で、ガス器具によって若干の違いはあります)

アウトドア缶ははネジになっていてクルクルを回して接続します。

 

カセットボンベは立てても倒しても使えます

カセットコンロなどはカセットボンベを倒して使用できるようになっています。

カセットボンベの内部はガス噴出口からの管が切り欠きがある方向にL字に曲がっています。

倒して使用する場合、缶内部の上部の気化ガスを噴出するようになっています。

ガス器具への接続時には切り欠きが上になるようにセットします。

 

アウトドア缶は基本は立てて使います

基本的にアウトドア缶は立てて、缶内の上部にある気化ガスが噴出されるように使用します。

天地逆に使用すると液化ガスが直接噴射されることにより、まさに火炎放射器のような炎が出るのでご注意ください。

器具によっては天地を逆にして使用する機器もありますが、ガス器具の使用方法を確認して正しく使用してください。

 

ガスカートリッジに充填されているガスについて!

ガスカートリッジには液体ガスが充填されています。

充填されているガスの種類はおおよそ以下の3種類です。

  • 液化ブタン
  • 液化イソブタン
  • 液化プロパン

充填されている液体ガスは常温では気化します。

充填されているガスによって沸点が異なり、沸点が低いガスの方が噴出力が高く燃焼力が高いガスといえます。

しかし、ガス缶内の圧力が高いのでガス缶の構造も強固である必要があります。

 

ガスの種類 ガスの沸点
液化ブタン -0.5°
液化イソブタン -11.7°
液化プロパン −42.09°

 

ガス缶が冷たくなると燃焼力が低下する!

ガス缶からガスを噴出することによって、ガス缶内の液体ガスが気体になり気化熱を放出します。

気化熱放出によりガス缶自体の温度が下がりガスの噴出力が落ちることにより燃焼力も落ちてきます。

気温が低い時にはガス缶の冷えが加速されて燃焼力が弱くなります。

(この事象を「ドロップダウン」といいます)

 

主要メーカのアウトドア缶の充填ガスを比較!

アウトドアでよく使用するカセットボンベやアウトドア缶ですがメーカーや仕様によって充填しているガスが異なります。

ホームセンター等で販売している3本400円くらいのカセットボンベは液化ブタンが充填されているものもあります。

アウトドア缶では燃焼力をあげるためにイソブタン、プロパンを混合しているものが多く見られます。

アウトドア缶としてメジャーどころのコールマン、スノーピーク、プリムスの3社の商品仕様を比較してみます。

3社とも通常タイプとハイカロリータイプの2タイプが販売されているので、それぞれの製品の特徴をみたいと思います。

 

※ガス器具メーカーからは自社製のガスボンベ使用が推奨されています。

 器具メーカに合ったガスボンベを選択するようご注意ください。

 

 

メーカ 商品名
タイプ(容量)
使用条件 充填ガス
コールマン 純正LPガス燃料 Regular 温暖地・低地 液化ブタン
液化プロパン
純正イソブタンガス燃料 Super 寒冷地 液化イソブタン
液化プロパン
スノーピーク ギガパワーガス イソ 温暖地・低地 液化ブタン
液化イソブタン
ギガパワーガス プロイソ オールシーズン 液化イソブタン
液化プロパン
プリムス GAS CARTRIDGE ノーマルガス 春・夏用 液化ブタン
液化イソブタン
GAS CARTRIDGE ハイパワーガス オールシーズン 液化ブタン
液化プロパン

 

コールマン

カートリッジのサイズはReguler、Super共に230gと470gの2種類があります。

他メーカーと比較すると少し容量が少なく、お値段も少し高めです。

しかし、Reguler、Siper共に沸点の低い液化プロパンが充填されているのでドロップダウンが発生しにくくなっているようです。

燃焼力重視のガスカートリッジといえますね。

 

仕様 商品名 充填ガス       容量      
温暖地・低地 純正LPガス燃焼  Regular 液化ブタン
液化プロパン
230g
470g
寒冷地 純正イソブタンガス燃料 Super 液化イソブタン
液化プロパン
230g
470g

 


 

スノーピーク ギガパワーガス

イソ(銀缶)、プロイソ(金缶)共に110g、250g、500gの3サイズが展開されています。

他のメーカーにも言えることですが、サイズが大きい方がグラム単価が安くなるので使用頻度の多い方は大きいサイズを利用されることをおすすめします。

充填しているガスの種類によって缶の色が違うのでわかりやすくていいですね。

銀缶のロゴが逆になっているのが

 

仕様 商品名 充填ガス       容量      
温暖地・低地
(銀缶)
ギガパワーガス イソ 液化ブタン
液化イソブタン
110g
250g
500g
オールシーズン
(金缶)
ギガパワーガス プロイソ 液化イソブタン
液化プロパン
110g
250g
500g

 

プリムス

 

ノーマルガスとハイパワーガスで250gと500gの2種類があり、ハイパワーガスのみ100gのサイズがあります。

充填されているガスはスノーピークと同じパターンのガスが充填されています。

上記の2メーカーより少しお値段が安いのが魅力的です。

 

仕様 商品名 充填ガス       容量      
春・夏用 GAS CARTRIDGE ノーマルガス 液化ブタン
液化イソブタン
250g
500g
オールシーズン GAS CARTRIDGE ハイパワーガス 液化ブタン
液化プロパン
110g
250g
500g

 

 

まとめ

  • ガス器具にはメーカー推奨のガスカートリッジを使用するようにしましょう
  • 充填しているガスの種類によって燃焼力が違います
  • 使用する環境によってハイカロリーガスカートリッジを選択すべきか判断しましょう

 

ガスバーナーは非常に便利で一度キャンプで使用すると手放せなくなるアイテムです。

安全に十分注意して、楽しいキャンプ時間をお過ごしください。

 

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